LIFULL(ライフル)は、APeCAコラムニストでもある福村瑛さん率いる「Whosecacao(フーズカカオ)」と協業。「カカオの廃材」を使用したサスティナブルで新しいチョコレート「ECOLATE(エコレート)」を、LIFULL Table ECサイトにて予約発売を開始しました。

 

同社が手掛ける「地球料理 -Earth Cuisine- (アース・キュイジーヌ)」プロジェクトの一貫で、地球上でフォーカスを当てられていない素材に注目。その素材を食べる事で地球のためになる、地球の新たな食材を見つけていく取り組みです。

 

今回は、一般的にチョコレート製造で用いられるカカオマスやココアバターを使用せず、通常廃棄されてしまうカカオ豆の殻、枝、葉を使用。人気若手シェフ2名とともに開発したサスティナブルで新しいチョコレート。その名も「ECOLATE」です。

 

カカオの廃材から生まれたサスティナブルスイーツ「ECOLATE」が向き合う社会課題「チョコレート危機」とは?
ECOLATE CARRE(エコレート カレ) 2,200円(税込)

「ECOLATE CARRE」は、「unis(ユニ)」のシェフパティシエ、「Social Kitchen」プロデューサー江藤英樹シェフが開発した逸品。カカオ⾖の殻、枝、葉から生まれた新しいひと口チョコレートです。

 

江藤シェフ曰く「今回の開発は、カカオ豆を使わないというかなりハードルの高い開発でしたが、社会問題を考えるきっかけになるよう、カカオ豆以外の素材を主役にする香りや味、食感などのバランス感を検討しながら開発しました」とのこと。

 

カカオの廃材から生まれたサスティナブルスイーツ「ECOLATE」が向き合う社会課題「チョコレート危機」とは?
ECOLATE TABLETTE(エコレート タブレット) 1,760円(税込)

「ECOLATE TABLETTE」は、数々の受賞歴がある「Social Kitchen」ディレクターの上妻正治シェフが開発。パウダー状にしたカカオ豆の殻を33%使用した板チョコレート。

 

上妻シェフによると「こだわった部分は、チョコレートらしい香りを表現する為にカカオハスクの使用量、食感(硬さや滑らかさ)を表現する為に油脂の選定、さらにカカオハスクの持つ苦味成分を緩和させる為に使用する糖の選定と配合量にもこだわりました」とのこと。

 

 

プロジェクトの背景

 

両シェフともに「カカオの廃材」から如何に美味しいチョコレートを作るという取り組みにこだわりが詰まっている様子。しかし、そもそもなぜこのような手間を掛けてまで「カカオの廃材」をチョコレートに利用しようと考えたのでしょうか?

 

同社によると、チョコレートは長年にわたり生産体制と環境への配慮が十分になされておらず、近年においてはカカオの国際相場の低迷もあり、生産者であるカカオ農家の貧困問題は深刻。このままでは2050年までにチョコレートが食べられなくなってしまう恐れがあるともいわれており、環境への配慮と生産体制の共存が急務となっているそう。

 

普段何気なく食べているチョコレートですが、こんなにも深刻な問題に直面していたとは……。 こうした「チョコレート危機」として危惧されている社会問題に対し、カカオの主要生産地から遠く離れた日本でも何らかの工夫を凝らすことで向き合えたらと考えたのです。

 

フーズカカオの福村瑛さんも「これまで食品として流通させられていなかったものを流通させるために解決すべき課題はまだまだありますがこのプロジェクトをきっかけに『カカオの木を食べる文化』が発展することを期待しております」とコメントを寄せています。

 

LIFULLといえば、あの不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」を手掛ける会社。意外とも言えるこの取り組みですが、”食べることが地球のためになる”、そんな願いのこもったプロジェクトに注目していきましょう。

 

 

LIFULL Table ECサイト

https://table.lifull.com/earthcuisine/ecolate/