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カカオ栽培とソーラーシェアリングの意外な関係性「サステなカカオ」とは?

沖縄県名護市にてソーラーシェアリングによる発電事業「サステなカカオ」というプロジェクトがスタートした。

 

ソーラーシェアリングとは、営農型発電設備と呼ばれる農地の上に設置した太陽光発電設備などにより、農業と発電事業を同時に行うことをいう。次世代の農地活用の形として注目されつつあり、野菜、米、果物などでも活用されているが、カカオ栽培とのソーラーシェアリングは国内初となるという。

 

手掛けたのは、持続可能な社会の実現を目指す再エネルギーベンチャーのGPSSグループ。カカオの栽培には、チョコレートブランド「OKINAWA CACAO(オキナワカカオ)」を製造販売しているローカルランドスケープ社をパートナーに迎えた。「OKINAWA CACAO」は、沖縄の畑から直接仕入れた素材を生かして丁寧な手仕事にこだわったチョコレートを作るブランドで、近年では自社農場でのカカオ栽培に取り組む。2021年には松屋銀座のバレンタインワールドにも出店した注目のブランドだ。

 

カカオ栽培とソーラーシェアリングの意外な関係性「サステなカカオ」とは?

 

ソーラーシェアリングというが、なぜカカオなのか? 実はカカオというのは高温多湿の熱帯を好むが直射日光に弱い作物。実際に、本場の熱帯地域ではバナナの木の下で栽培されていることも多いのだ。そこで沖縄の太陽の恵みによって発電しながら、そのソーラーパネルをカカオを栽培するための日よけにしてしまおうという発想だ。

 

ただし、沖縄はカカオの栽培が盛んな赤道をはさんだ北緯20度から南緯20度の間(いわゆるカカオベルト)からは外れている。ローカルランドスケープ社では、試行錯誤しながらのカカオ栽培を通じて、人づくり、地域づくり、チョコレートづくりを目指していくという。収穫は数年後になるとのことだが、新たな取り組みによってできたチョコレートを楽しみに待ちたい。

 

尚、「サステなカカオ」発電は、すでに2020年8月11日に沖縄電力を経由して、沖縄にサステナブルなエネルギーを届けているとのこと。

 

GPSSグループ

https://gpssgroup.jp

 

OKINAWA CACAO

https://okinawacacao.com