FEATURE
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Idea Pod:vol.3 大竹寛子

カカオ(cacao)」をお題に、

アーティストやミュージシャン、クリエイティブな方々に、大喜利的に創造・創作していただくこちらのコーナー。

 

第4回目は、日本画で新しい挑戦をし続けている 現代日本画家の大竹寛子さんです!

 

Idea Pod:vol.3 大竹寛子
《Chocolate –sweet temptation- vol.1 》, 22.7×15.8cm , 2019

<大竹寛子さんのコメント>

 

チョコレートの歴史を辿ると、紀元前1000年頃にはすでにメキシコの原住民はカカオ豆をすりつぶして食べていたとされています。その後カカオ豆は通貨のように扱われ、カカオ豆を豊富に持つお金持ちは、それを使って「知恵とパワー」を与えるとされるチョコレートドリンクを作りました。

16世紀のスペインではチョコレートを「恋の媚薬」であると信じ、アステカ帝国の皇帝モンテスマは、異性に会う前にチョコレートを調合したものを飲んだといわれています。

今回の作品“Chocolate –sweet temptation- vol.1” -甘い誘惑- ではそんなチョコレートの裏側に秘められたストーリーを感じながら描きました。

バックには日本の襖絵やヨーロッパの宗教画にもよく用いられた金箔や黒箔を用いてチョコレートの歴史や高貴なイメージを、そして垂れるチョコレートは人の秘められた欲望をイメージしています。

 

Idea Pod:vol.3 大竹寛子

【Profile】

大竹寛子(Hiroko Otake)

現代日本画家

 

2006年 東京藝術大学絵画科日本画専攻 卒業

 卒業制作 帝京大学買い上げ

2008年 東京藝術大学大学院美術研究科日本画専攻 修了

2009年 第19期佐藤国際文化育英財団奨学生(佐藤美術館)

2011年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程 日本画研究領域 修了

 美術研究博士号取得

2011-14年  同大学教育研究助手 日本画

2014年 東京藝術大学 エメラルド賞 受賞

2015-16年  文化庁新進芸術家海外派遣制度(アメリカ・ニューヨーク)

2019年 ローマ教皇来日に伴い、バチカン市国に作品「Psyche」を寄贈

現在長年研鑽を積んだ日本画の伝統的な技法を基に、箔や岩絵具を用いて新たな

表現を展開し、国内外で広くアート活動を行っている。

http://www.hiroko-otake.com/

 

【開催中の展覧会】

展覧会名 : 巴里を魅了する和の九人展

会期 : 7/10 (金) ~ 8/16 (日)

開館時間 : 月- 土 11:00 – 19:00 日・祝 11:00 – 17:00

入場無料

会場 : galerie tamenaga ( 東京都中央区銀座7-5-4 )

TEL : 03-3575-5368

www.tamenaga.com