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タンザニアとモバイル革命4

確かに風は吹くけど、、、重しがクツってどぉなのよ?!

 

タンザニアのインフラ事情からすると、「家には電気が無い、電子レンジ ( ~ 1500W) やエアコン ( ~ 2000W)、冷蔵庫 ( ~500W)、テレビ ( ~ 150W) もないの!?(カッコ内は消費電力)」と思ってしまいそうですね。

 

確かにあまり(というか都市部以外ではかなり)整っていません。

 

写真1は、滞在した町で最も大きなスーパーマーケットのジュース売り場です。

 

タンザニアとモバイル革命4
写真1

もしタンザニアで冷蔵庫を見つけたとしても、それは想像以上に、冷えていません。

 

冷蔵庫というより、ケースのような感じでした。

 

このように、日本ではありふれた電化製品が少ないのは、供給される電力が小さいことや不安定であるためです。

 

でも実は、モバイル普及率はかなり高いんです!

 

Pew Research Center の報告書「Cell Phones in Africa」によれば 2014 年の携帯電話端末の保有率は 73%( スマホ 8%、スマホ以外 65%) で、固定電話とは比にならないほどの普及率だそうです。

 

日本から持参したスマホも、現地で SIM カードを購入 (パスポートの提示と顔写真が必要 ) することで軽快にネット環境を利用できました。ただし、日本製の端末だと設定が難解でした。

 

写真2は、現地での SIM カード購入の様子です。

 

現地の大手通信事業者のSIMカードは路面店や露店で沢山販売されていて、購入に伺うと販売員さん達が親切に対応してくれました。

 

まず、パスポートを提示して、お金を支払って(日本円で1000円くらい)、壁を背に上半身の写真を撮られて、、、ワルいことはしていないはず、と自分に言い聞かせて、、、。なんか不思議な気分です。

 

タンザニアとモバイル革命4
写真2

まぁ、露店ですからね。風も吹きますからね。SIMカード沢山ありますしね。飛ぶと困りますよね。

 

しかし、、、重しが子供のクツってどないやねん?!、、、そもそも子供なんてどっか遊び行っておらんし!と、ツッコミたくなるのを我慢して、、、ぃょぃょSIMカードを選びます。

 

で最後に、選択肢多すぎる問題発生。

 

3種類しかないんですけどね。

 

山の中から「どれでも好きなのを取っていいよ」って言われると、意外に悩むのは日本人だけでしょうか?

 

という感じでSIMカード買うだけで楽しさイッパイのタンザニアです。

 

とはいえ、現地の先住民マサイ族も携帯電話片手に家畜を追っているほどの普及率には驚きです!

 

写真3は牛を追っているマサイ族。

 

タンザニアとモバイル革命4
写真3

電子レンジもないのにスマホは普及している!いったい何故なのか?

 

それはスマホが「消費電力が小さい、利用価値が高い、安定電源不要」であることが主な理由といえます。

 

モバイル端末の特徴

 

1)スマホや携帯電話などのモバイル端末の一台あたりの消費電力(10W以下)が、他の家電 (前述のカッコ内の値)に比べて圧倒的に低い。

 

2)通話だけでなく、文章送信、撮影、送金、WEB接続、SNSなど、色々な用途に利用できる。

 

3)蓄電機能があるので携行できて、家庭に安定した電源が無くても使える。

 

インフラとしての発送電網の整備に関係なく普及するワケですね!

 

ちなみに、日本で少し前に流行った発電施設としての「太陽光や風力発電のような不安定電源」は、出力が不安定である一方で送電網を必要としません。

 

膨大な電力需要と既に強靭な発送電網が整った日本のような地域では、真夏の炎天下 ( 需要過多 ) や災害 ( 系統電源喪失 ) 時を除き、実は殆ど無用です。

 

一方で、タンザニアのようにインフラが未発達で、「小規模分散型の電力需要」が無数にある地域では、太陽光発電はかなり活躍できるはずです。

 

タンザニアの次の成長産業が見えてきましたね!?