コロナが猛威を振るうヨーロッパ。フランスもその例にもれず、去年の11月からカフェもレストランも閉まったまま。
友人にも気軽にあえなくなった息の詰まるような毎日の中、モチベーションを持ち続けるのは難しい。

そんな私にとっての息抜きは「食」。
ショコラティエの技術と夢が凝縮されたチョコレート・ボンボンは、一粒の宝石だと思っている。

バレンタインに女性が男性にチョコレートをプレゼントするのは日本特有の風習なのは皆さんもご存知の通りで、欧米では男性が恋人に花をプレゼントするのが一般的な習慣。
それでもここ数年は、どのショコラティエやパティシエもバレンタインギフトをだすようになった。
たくさんいるショコラティエのなかで選んだのは、私が最近ひどく熱をあげているジュリアン・ドゥシェノ。
彼の作る2021年バレンタイン商品は、ハート形ミルクチョコレートのピーナッツプラリネ、デイジーを形どったヘーゼルナッツプラリネと真っ赤なハートの3種類。

さんざん迷った後に、パリのグレーな冬空を晴らしてくれるような赤いハートを自分へのプレゼントに決めた。

箱をあけると真っ赤なベルベット状のフロッカージュが施された、 「Je t’aime(愛してます)」のメッセージ入りハート。
中身はマダガスカルのオーガニックバニラで作ったマシュマロ、パッショョンフルーツのジャム、そしてココナッツのプラリネの三層。
甘さとパッションフルーツの酸味を、ダークチョコレートで引き締められている、なんともお洒落な味わいだった。

この南国を思わせる味わいに、恋人と過ごすバカンスに旅行することが可能になる日が一日も早くきますように、というジュリアンの祈りがこめらているような気がした。

こんな素敵なチョコレートを恋人に贈るのももちろんいいけど、たまには自分にI LOVE YOUと言うのも悪くない。

Gift for Me
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