COLUMN

今年のバレンタインデーは、いつもと趣向の異なるものにしよう。

 

そう思って、ここ最近、日本茶を飲むのが日課になっているわたしが注文したのが、京都の甘納豆専門店 斗六屋(とうろくや)と、同じく京都のチョコレート専門店Dari K(ダリケー)のコラボ商品「加加阿甘納豆」です。

 

斗六屋「加加阿甘納豆」商品ページ ※期間限定商品

https://www.torokuya.shop/items/31635444

 

今回は「せっかく普段食べない甘納豆を注文するのだから」と、大納言小豆、青えんどう、白花豆の3種類の甘納豆が入った「お好み」と、京丹後のブランドさつま芋である「まいこ金時」の甘納豆のセットを注文しました。

 

お取り寄せのチョコ菓子・カカオ菓子④京都・斗六屋とDari Kのコラボ「加加阿甘納豆」

和菓子にうとい筆者ではありますが、斗六屋さんの甘納豆、うぐいす(青えんどう)を一口食べたときには、はっきりと「違う」と感じることができました。まるっきり、これまで口にしたことのある甘納豆とは違ったのです。

 

薄い砂糖のコーティングは、豆の皮にきれいに馴染んでいて、サクッ、とも表現できる食感。そこから、甘さと豆そのものの風味が口のなかいっぱいに広がっていきます。じんわりと、おいしい。一粒食べ終えると、またすぐに手が伸びる。

 

それから「あずき」をいただくと、また別の感動がやってきました。こんなにもあずきを味わえるなんて! と。和菓子やさんを訪れても、なかなかここまであずきの風味を感じさせてくれることはないような気がします。食感はさきほどとは違い、ほろっと口の中で溶けていくような儚さがありました。

 

続いて「名代 斗六(白花豆)」を。う〜〜〜ん。これ、大好きです! さつま芋のような甘みとホクホク感に、後半にはお豆のおいしい苦味も感じられます。さつま芋がお好きな方であれば、ハマるでしょう。そうそう、さつま芋とえば、楽しみにしていた「まいこ金時」の甘納豆があるのでした。

 

1センチほどの厚さに切られたお芋の甘納豆は、食べ応え十分。お砂糖でコーティングされている表面から中心にかけて、甘さと食感がグラデーションのように変わります。

 

どれもすごく美味しい……と、一通り斗六屋さんのスタンダードな甘納豆を堪能したところで、Dari Kさんとのコラボ商品「加加阿甘納豆」をいただいてみたいと思います。

 

見た目は、炭のように真っ黒。ほかの甘納豆は香りがごく控えめなのに対し、こちらの「加加阿甘納豆」は味噌のような醤油のような、発酵食品のような香りです。カカオ豆らしい、強めの酸の香りもあります。口に運ぶと、いろんな味わいがして、なかなか複雑。味の濃さも、他の甘納豆と比べればかなり強めになっています。

 

紹興酒のような風味、甘い赤味噌、チョコレートらしい風味、穏やかなフルーツの酸味。どんどんと表情を変えていく味わいは、まるでビーントゥバーのチョコレートのようでした。

 

カカオ豆とお砂糖、という材料は、チョコレートも甘納豆も変わりません。でも、カカオ豆の形をそのままに、食感を感じながら食べている。なんだか、とても不思議な体験です。

 

お取り寄せのチョコ菓子・カカオ菓子④京都・斗六屋とDari Kのコラボ「加加阿甘納豆」
このご時世、直筆のお手紙入りのお届けはめずらしく、うれしいものでした

この「加加阿甘納豆」は一粒一粒、食べるごとに感想が異なるので、毎回を味わって、最後まで大切にいただきたいと思います。

 

しかし職人の技にかかれば、豆だけでなく、さつま芋でも、カカオ豆でも、甘納豆になってしまうのですね。驚きです。

 

斗六屋ホームページ

http://torokuya.com/